私が日本にいる理由 でもある自分に言い聞かせてる部分もあるんだろうな）） カナダから帰国して早6ヶ月が経った。 一年のちょうど半分… 見よう見まねで始めた英会話教師もアルバイトらしくなってきた今日この頃。 日記や友達には「これでもか」っていう愚痴をはいてしまっているけど 自分なりに頑張っているつもり。 まさに今の私は「ちりも積もれば山となる！」をモットーとし 1レッスン、1レッスンこなしていく毎日。 教えたレッスンの数だけお給料は増える… 取り合えず外に出て教えなきゃ貯金は出来ない。 1000円の重みを感じる今日この頃なのである。 一生英会話を教えていくのかはまだわからない。 水面下では一応就職活動もやり始めたそんな2005年の1月。 カナダに帰りたいという気持ちがどんどん私の中で大きくなっているのが 今の私の正直な気持ちでもある。 じゃあなんでカナダに帰らないかって? 私にもよくわからない。 ただいろんなことを考えて考えて考え抜いて今私は日本にいるのだと思う。 お友達や知り合いにはカナダに残ることを決めた人もいる。 ただ彼らのカナダに残る方法が私にはいまいちしっくり来なかった。 （全員が全員この方法でカナダに残ってるわけではありません） 大学を卒業して職にもつかず正真正銘の「ぷー太郎」である。 親からの仕送りを当てにし、たまに小銭を稼ぐためにIllegalにバイト。 就職活動はしているのかもしれないけど大学を出たばかりのワークビザも持たない 文系の留学生にはやっぱりカナダでの就職は厳しいものがある。 就職先を苦労して見つけてもワークビザが下りなかったという例もある。 7年間も住んでお友達も居て生活の基盤もカナダだった。 カナダに住みたくないわけがない。 でも今度カナダに住むときは自分の力で住みたいと願った。 人には助けてもらえる、でも経済的に自立できてから住みたいと思った。 そしてそうするためには今日本に帰って職歴を作ることが一番だと思った。 カナダの移民局のHPだって穴が開くほど見つめた。 「どうにかして移民する方法はないかしら？」って 個人移民の場合職歴がないとほぼ無理。 せめて1年の職歴でもいいから職歴を作ろうと思った。 しかもその職歴は週に35時間以上働かなければならない。 そうアルバイトじゃだめなのだ。 （アルバイトでも週に35時間以上働いてればいいんだけどね） だから今年の目標は就職すること。 いまさらな目標だけど私なりに真剣なのです。 （他は全部クリアできているので数年の職歴さえあれば移民可能なのです） カナダは所得税だって比較的に高いし自分でやっていくには相当の生活力がいると思う。 ある意味日本以上に学歴社会だし 「ひーひー」毎日Crown Corporationでがっちり働いて やっと$2500/m もう30年以上も働いてるのに彼女のSocial Statusは高くならない… College Degree しか持ってないから。 その中から家のローンを払い子供を2人育ててる。 政府で働いてたって結果は同じ。 そんなシビアな世界に今の私は飛び込んでも無理だと思った。 今の私に必要なのは準備期間だと思った。 それは貯金であったり職歴であったり、人間としての逞しさだと思う。 課題は山積みだわ… 私が日本にいるもう一つの理由… それは家族。 何度かHP上でも触れたけどカナダにいる間に私の家族に対する価値は上がった。 what do you value the most in your life right now? って聞かれたら私はFamilyって数年前から答えている。 頭痛の原因でもあるけど私の中で一番大切な存在であるのも確かだから いつかは一緒に暮らさなくなる。 思春期の一部を彼らと過ごさなかったから今余分に時間をとるのもいいと思う。 一日に一度顔を見るのと見ないのとでは全然違う。 家族は私の甘えの部分であるし泣き所でもある。 実際カナダにいた時私が一番心配だったのが 「私がカナダにいる間に誰かに何かが起こったらどうしよう?」 人それぞれ家族に対する思いはあるし「離れていたって心はつながっている」 っていう意見も確かにあるけどやっぱり何か起こったときそばにいてくれるのは 家族だから。 そして最後の瞬間にそばにいれなかったら私は一生後悔し続けると思う。 ちょっと尻込みした私、家族を大切に思う私、成長する私、 準備する私、小銭を数える私、怖がる私、笑う私に泣く私… それぞれすべての私が今は日本にいる時だって言ってるような気がする。 カナダにいる友達を羨ましがる私でさえ「あんたは今は日本いいて頑張れ」って 言ってるような気がするんだよね。 もう少しここで頑張ろう。 |