いよいよカナダに到着!!!

あれは1997年の6月の事です。
飛行機の中では色々寂しくなってしまった私だけどトロントの空港についたのが夜10時。
すっかり疲れて早く寝たいって思ってたのが本当の気持ちです。
その時はお父さんが私と一緒に来てたのでトロントのホテルで数日滞在することに。
トロントの空港はダウンタウンからタクシーで約30分ほど。
始めてみるCNTowerにSkyDomeはすごく大きく感じたなぁ。
でもなぜかあまり緊張はしなかった。
あんまり外国にいるっていう感じがしなかったからかな?
今でも謎...なんであんなに落ち着き払ってたのか。
きっと多国籍な国カナダだからだね。
(でもアメリカに行くといつもすごく外国にいる気分になる私)

学校に行くぞ!

次の日は私が9月から入学する学校を見に行く計画をたててました。
そう、私は実際に学校を見ずに学校のパンフレットからの情報だけで行く学校を決めたんですね。
はははは。まあそんなもんだよね?
このときはバスなんていう交通手段も知らなかったからタクシーを貸しきっていく事に。
運転手さんと地図をにらめっこしながらやってきましたLCS!
始めてみた感想は...

ここ素敵すぎる。学校だなんて思えないよ!

緑多くて開放的で日本の学校がグレーなイメージならLCSは緑だよ!
(スクールカラーが緑で校舎にもふんだんに緑が使われていたって言う事もあるけど)(笑)
でも本当に日本で高校生やってきた私にはLCSはパラダイスに思えたんだ。
ほらやっぱり高校って校則とか色々あるじゃん?
(まあLCSにも以外とうるさい校則あったんだけどそのときはそんなこと知らなかった)
LCSに既に通ってた日本人のMさんが案内してくれて学校見学してLCSにほれきった私。
9月から通うのが本当に楽しみに思えてきた。

出会いと別れ

私は6月から9月の始めまで3ヶ月語学学校に通う事になっていました。
その間はトロントでホームステイする事になっていたので数日後お父さんとお別れを言う事になりました。
ホテルのロビーでホストファミリーと待ち合わせ。
ドキドキ、ドキドキ。
久し振りに緊張!とともにちょっと悲しくなってきた。
ホストファミリーが現れると挨拶なんかをして雑談。
お父さんは英語がまったく話せないから私が通訳代わり。
まあそれでも私の英語も怪しいけど頑張って私が大丈夫だって所見せなきゃって思った。
15分ほど一緒に話した後お父さんにお別れを言う事に。
急に心細くなってやっぱり留学やめようかと思った。
留学6年間しててホームシックになった事ないけどこのときが一番寂しく感じた。
その後車に30分...ホストファミリーの家に到着。
私の新しい日々が始まります。

新しい家族

これから3ヶ月お世話になるカステロファミリーはお父さん、お母さん、娘に赤ちゃんの息子の4人家族。
着いた日は緊張だったし家族の友達が来てタコスパーティとかしてたけど私は初めて食べるタコスが
おいしくないのと緊張から疲れて夜9時には寝てしまった。
緊張してたものの不安にはあまりならなかった。
まあこういうものなのかな?って考えてた。
次の日からは語学学校も始まるし鬱々してる場合じゃなかった。
(私朝に弱いので睡眠足りないと辛いんです)(笑)

語学学校時代

あはは。実はいってた学校の名前すら覚えてません。
ごめんなさい。でもねいろんな人ど出会ってよくしてもらって本当に楽しかった。
でも英語力が上達したのかは謎。
着いたときには既に英語のクラスは上から2番目だったしあまり上達は見られなかった。
でも英語で受け答えに躊躇しなくなった。会話力はUP!文法は...
3ヶ月でトロントにはすごく詳しくなった。
今でもトロントの地理には詳しいわよ。
初めて夜遊びとかもしたし自由!って感じの生活が楽しかった。
8月には友達とNYにも初めて行ってみた。
このとき知り合った日本人の人とはもう連絡とってないけどみんな私より年上で私によくしてくれた。
どうもありがとう!この3ヶ月は本当に楽しくっていい夏の思い出。

 

3ヶ月でいろんな事学んだし精神的にも大人になった。
やっぱり周りは私より年上の人が多かったしそういう人と接する事で色々教えてもらった。
私はまだ16歳のただの高校生だったけど一人で生活していくには精神的自立が
すごく大事だって言う事。
勿論友達に頼るときもあるよ
でもここは海外。
最後は自分を信じていかなきゃやっていけない。
つっぱってるってわけじゃないけどやっぱちょっと強気でいなきゃだめだった。
今は肩の力抜く事習ったけど昔はがむしゃらだった。

 

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