大学1.5年生

大学2年目になりUBCにめでたく編入した私。
UTかUBCか最後まで迷ったけどUBCにしてよかった。
だってUBCはすごく大きくてきれい。
(まあ後にこの大きすぎるキャンパスでの移動が面倒なんだけど)
何度か訪れて「いいなぁ」って直感で思った大学に編入できて本当に幸せ☆
大学1.5年生と書いているけど私のUBCでの学年は1年生。
でも年数的には2年目。
履修してる教科もほとんど200番台だけど1年生。
なぜって?
それは英語をWLUで履修していなかったから。

そう、UBCではカナダのほかの大学よりもArtsの場合必修科目が多くなる。
たいていは卒業するまでに取ればいいのだけど英語だけは特別。
100番台の英語を2個、6単位取らなければ完全なる2年生にはなれないのだ。
しかも留学生を悩ますLPI(Language Proficiency Index)という英語のテストを受けて
そのエッセイのセクションで5以上を取らなければならない。
(あ、英語圏の高校で英語の点数80%以上またはAの人はいらないです)
(私はどうがんばっても74%が限界でした^^;)
ちなみに最高が6ね。
この採点がまためちゃくちゃ厳しい。
TOEFLなんかよりも数倍厳しい。
4は結構簡単に取れるのだけど5はエッセイ中のミスが本当に数個の世界。
「あのー私めっちゃ留学生でー、そんな細かい事言われても困るんですけど」って感じです。
まあ泣き言は通用しなく特別なWritingコースなんかを取りどうにかして合格しなければ大変。

ちなみにArtsの必修は英語のほかにも英語以外の語学12単位、理系6単位、文学6単位。
そう、これだけで英語の6単位をあわせると30単位。
卒業に必要な一般的な単位数が120単位だから1/4が必修科目で埋まってしまう。
こんなに必修があるのはArtsだけだけど他のどの学部でも英語は必修。
Asianの多いUBCでは多くの人が一年目英語と格闘するのである。
まあその分カレッジからのTransferも多いので彼らはすでに英語を履修してあるというメリット付き。

ちなみに英語が1年生で履修できないと次の年のコースセレクションにも関わってくる。
12歳のとき移民してきたらしい日本人のAくんはLPIをパスするのに2年掛かったらしい。
結局そのせいで大学5年やることに。
うーん、結構つらいシステム。

だけど中にはどうやってLPIパスしてEnglishもパスしたん???って首を傾げたくなる人も
UBCにはめちゃくちゃたくさん在籍しているのです。
なんてたってUBC=University of Billions of Chineseですもの。
Inside jokeだけどね
グループワークとかで一緒になったら意思相通できないの。
だからなぜか漢字でコミュニケーションさせられたり。
あんたどうやって4年生になったんや?ってつっこみたい人も

何とかLPIをパスしめでたく英語を取ることに。
そして英語を取り晴れて大学生活3年目には大学3年生という肩書きを持つことができました。
単位数なんかも関係してくるのでサマースクールで単位を一生懸命とりアドバイザーに訴えをかけ
そんなこんなで私のUBC1年目は過ぎて行ったのです。

今思えばLPI用に習ったエッセイの書き方はすごく役に立った。
大学時代大変お世話になりました。
あと英語のクラスでもWritingを取らなきゃいけないんだけどそのクラスはもっと役に立ちました。
簡単なThesis EssayやArgument Paperなどからむずかしーーーーのまで。
みっちり教え込まれました。その授業で買ったEssay Writingの教科書は今でもとってあります。
すごく役に立つからです。

目次