大学進学

一体何がどうなってカナダの大学進学決めたのかわからない私だから
ここでは9月から6月までの順番で書いていって見ましょう。
ちなみにかかれてませんが大学の入試課の人がLCSに来てプレゼンテーションをやったりもします。
これは9,10,11月くらいのときだったと思う。

9月

初めてのガイダンスクラス。
10人くらいのグループで進路指導室で先生から大学進学についての話を聞く。
たいていの人はもうこの時点で行きたい大学を決めてある。
(その大学進学に沿った教科を履修してある)
あまり決めてない人でも理系か文系かくらいは決めてあります。
私の高校は大学進学率のが高いのでカレッジについての情報あまりあらず。
毎年数名はアイヴィーリーグの学校に進学。
でもほとんどはカナダのオンタリオ州の大学に進む事になる。
私はこの時点で全く何も考えておらずガイダンスのクラスは無意味に思えた。

10月

先生と一対一で会いもっと詳しい話を進めていく。
どこに願書を提出するか何学部に興味があるか。
進路指導室らしく色んな大学の資料があり願書の提出の紙の記入の仕方など習った...?
大学別に分厚い入学案内などがあるのでそういう資料請求などもする。
(でもオンタリオの場合大学の願書は入試センターに一括で提出するため何個も願書書く必要なし。
大学願書提出3個までは授業料に含まれていてそれ以上Applyする場合1校25ドルかな?
この時点でもまだカナダでの進学に興味なしな私。
先生に私はカナダで大学行かないのに願書提出するんですか?何ていう質問してた。
今考えてみれば提出してて良かったよ。

11月

願書に志望校、志望学部を記入し入試センターに提出。
学年のほぼ全員トロント大学には願書提出。
その他人気はQueen's、Western、McGill、など。
結果学生の多くがMcGillとTorontoに進む事になる。
(LCSにはMontreal出身の生徒結構多い)
アメリカの大学志望の人はこの時点でとっくに願書提出済みSATも受けてある。
彼らは12年生、または11年生の頃からちゃんと計画してる場合多し。
やっぱりまだ日本大学進学希望の私。
でもToronto、Queen's、Wilfrid Laurierに願書提出。
理由は...あまりなし。

12月

特に何もなし。
ほとんどの生徒は願書提出も終わってるしもうすぐクリスマスな為大学進学系のアクティビティーなし。
しかし私の心の中ではムクムクとカナダ大学進学への思いが膨れる。
でも冬に日本に帰って家族に大学の事聞かれてもカナダには残らないと伝える。
家族との約束では私は大学は日本で行くということになっていたのです。
でもそれを伝えてもしっくり来ない自分に気がつく。

1月

友達から大学の話を聞いたりしてますますカナダに残ろうと思う。
実際は日本へ帰るのも嫌だった。
毎日がすごく楽しくてカナダ人になりたいと思ってたくらいだからカナダに残る方法は?
って考えた時に大学にいけばあと4年はカナダにいれる!って思った。

2月

入試センターから願書の確認が戻ってくる。
このときに学部変更などの記入ができる。
カナダで大学進学を真剣に考え始めた私は経済学部で志望したのを心理学部に変えた。
これが最終の願書手続きでこれ以降は変更は出来なかった。
TOEFLは4年以上カナダで高校に行ってたら不必要だが私は3年のための提出しなきゃいけない。
第一志望はトロント大学。
必要な平均点は80点くらいと大丈夫だがTOEFLが580と難関。
クィーンズとロリエ-大学からは何も言われなかった...なぜだ?

3月

必要な書類を提出。
学校によってはエッセイ提出や数学のテストを受けなければならない。
私の場合はエッセイとTOEFL提出。
生まれて初めてTOEFL受ける。
CBTで約500点...
UTのrequired markに届かない...
まだ時間があるためもう一度来月受ける事にする。

4月

Early Acceptenceといって第一段階の合格者が出る。
完全に合格というわけではないけどこのままの平均点を維持していれば大学に入れます
ってな感じでしょうか?
別に以今から2ヶ月で平均点が10点も下がるわけないので合格と同じこと。
私はTOEFLの点数が足りないためもう一度提出してくださいとのこと。
すごいプレッシャーだ。
周りの多くはUTから合格をもらっていてでも私だけがまだ...
毎日が緊張でいやなかんじ。
UTからは合格通知は来ないけどロリエ-とクィーンズからは合格通知が届いた。
ちょっと気分が晴れる。
心理学部に変更したのにもかかわらずロリエ-は私を変更前の経済学部に合格にした。
今となってはこれがなければ私の専攻はどうなっていたんだろ?って感じ。
この時点ではまだ家族に何も言っていない。

5月

5月はもう待つのみの月。
4月に通知が来なければ大概6月の始めまで合格通知はやってこない。
まあ大学によっては色々あるけど。
かなり精神衛生上悪い月。
毎日来ないってわかっててもポストを見に行った。

6月

生徒のほとんどに合否が告げられる。
ほとんどの人が第一志望に合格。
私にも第一志望のUTからの返事がやってきた...
残念な事に不合格...
やっぱりTOEFL530じゃ足りないみたい。
(2度目に受けても点数上がらず)
しかしそれでもロリエ-大学に進学を決める。
ロリエ-はBusiness Facultyが有名で
雑誌マクリーンの大学ランキングでもこの頃は3位とかに入ったりする。
それに加え仲のいい友達が隣にあるWaterloo Univに行く事になったから。
近くに友達がいればあんしんする。

私の名誉のために入っておきますが...
その後卒業前にもう一度TOEFL受けました。
今度はプレッシャーなしで...
そしたらビンゴ!
余裕で580以上ありました...
プレッシャーに弱い自分が嫌い...
まあUBCに編入する際にTOEFL Requirementクリアできてたので良かったです

ロリエ-大学に進学しますっていう手紙にサインして
    履修登録して私の大学進学は決定的になりました。
でもここで問題がまだ一つ...
そうです。
私まだ家族に隠してました。
電話で一度祖父に伝えましたがすごく怒っていてとりあえず日本に帰ってくるまでこの話は延期だって。
あぁ...ドキドキする。
電話で泣いてお願いしても駄目だって言うんだもの。
説得は大変でした。
6月の終わりに日本に帰りましたが祖父は私と10日間口を利いてくれません。
HITOMIN超LOVEなおじいやんが私に「おかえり」の一言も言ってくれないわけです。
これはただ事じゃない。
親戚のおじからも日本で大学行ったら?って説得されるし。
でもまさか自分の孫が大学行かないわけにも行かないし最後には許してくれました。
3時間討論して私も泣いてお願いしてマスカラのせいで目の周り真っ黒だし。
姉が仲介に入ってやっと話に決着つきました。
祖父の気持ちもわかるんですが...やっぱ側にいて欲しいだろうし...
という事で今度の約束は大学卒業したら日本帰ること。
これは守ろうと思います。
いつも心配かけてごめんねおじいやん。
わがまま聞いてくれてありがとう。
HITOMINはどうにかしてSTATSパスして来年卒業するからね。
それまで元気で待ってておくれ。



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